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片麻痺生活 風呂上がりスムーズに着衣するための動作分析


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片麻痺生活は当初、不便の連続です。片手でどうやって風呂に入り着替えるか等工夫を重ねる必要があります。介護の負担を減らして、いかにスムーズに安全に目的の行為を完結させるか悩みも多いです。

この解決ためには、工場で勤務された経験をお持ちの方はよくご存じの「製造工程における動作分析」が非常に強力な武器になります。
これは何も難しいことはありません。要するに動作をよく観察して、安全で効率的な方法を探し出すと言う事です。片麻痺生活で色々応用できますので、今回「着衣」を事例にして基本的な手順を紹介していきます。

1.安全でスムーズな経済的動作は「身体」と「道具」の使い方に尽きる。

疲労を最も少なくして、仕事を早く正確にこなす「動作経済の原則」を簡単にご紹介します。これには身体の原則と道具の原則があります。片麻痺障害者に有効と思われるものをいくつか抜き出します。介護者は是非この原則をご理解ください。例えば部屋の中でゴミ箱はどこに置いてあげるのがよいかこの原則を理解しておけば容易に判断できます。

(1)身体の使用に関する原則
・なるべく体を動かす範囲を小さくします。
・動作は連続曲線運動にします(左回り、右回りなど左麻痺・右麻痺それぞれ回りやすい方向に連続して行う様にします)。
・不自然な姿勢や制限された動作は避けます。(体のひねりはできるだけ少なくします)


(2)道具(材料や工具等)に関する原則
・作業エリアは、なるべく狭くし、材料(衣類)や工具(くし、ドライヤー)を作業順序に合わせて置きます。
・工具、材料は作業者に近接し、そして前に置きます。
・作業台、椅子は作業者に合わせます。疲れの少ない高さ、形にします。
・道具類の操作は、なるべく体の位置や姿勢を変えずに操作ができるようにします。


2.「風呂上がりの着衣」の事例
(1)サイクルを回す
基本の手順は4つ。観察、計画、実施、修正です。このサイクルを回します。実際、皆さん無意識にやられています。これは片麻痺生活のあらゆる動作に応用できます。
①観察
まず、初めに着替えているところを介護者にじっくり観察してもらいます。
②計画
どうすれば安全(椅子に座ったままで)に着衣するか、一連の動作をスムーズに行うために、パンツ、くつした、シャツ、ズボンを何所に、どのように置くかを介護者と検討し考えていきます。
③実際に試してみる
「走りながら考える」のが基本です。議論ばかりしていては前に進みません。まずやってみます。
④修正
 結果を踏まえ修正します。
 
①~④のサイクルを回します。このサイクルを少し意識してください。

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(2)事例 私(左片麻痺)の場合をご紹介します(図-1)
<1>まずパンツとくつしたはイスの前に置きます。私は裸足で歩行は困難ですので、くつしたは常にはいておく必要があります。片手でくつしたはくためくつした入り口を折り返してはきやすい状態にして置きます。①ーー>②で動作が進みます。立ち上がりは前の洗面台、もしくは右手の浴槽入り口の手すりをもって立ち上がります。


<2>シャツとズボンはスペースの関係で後ろに置きます。最初はシャツの位置にズボンも一緒に置いていたのですが、夏場など上半身の汗が引きにくい時はズボンを先にはきたいので、別にしました。ズボンの位置が体をひねって右手でとらなければいけないのでこの動作が一番不安定ですが、これは1回きりです。シャツ(上着)は何枚か重ね着しますので、取りやすい③の位置です。


 
 通常は①ーー>③と時計回りで進みますが、夏場などはズボンの後にシャツになります。
ズボンの位置を前方の右端に置ければ理想的なのですが、残念ながらスペースがありませんでした。それから今の私は風呂上がり整髪しません。髪は天然乾燥で、くしも整髪料も使いません。従いまして道具の使用無し(苦笑)ですのでこれでお終い。
この様に自分の体に合わせトイレ、食事等様々な動作分析を行うと片麻痺生活も非常にスムーズになってきます。

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片麻痺障害とクッション

 


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片麻痺障害者となって、姿勢が傾いたりして崩れていることが多く部屋でもクッションを数多く使うようになりました。これ株主配当でもらったものなのですが、割と便利で重宝しています。私は、ベッドの柵などに引っ掛けて、もたれかかっています。小さく片手で楽々取扱出来ます。

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  • 出版社/メーカー: フランスベッド
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

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装具をつけた足、市販ののウオーキングシューズを履きやすくする工夫 [

 


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写真グレーのシューズは現在3番めの装具用のシューズです。

27cmの市販の シューズです。当然左右同じサイズです。このシューズは余裕をみて5Eのゆったりサイズを購入しました。

 

左右大きさを統一すると購入できるシューズの種類も大幅に増えますし、値段もグッと抑えられます。これで4000円程度です。何より履きごごちが違います。市販のウオーキングシューズは競争が厳しいせいか、やはり歩きやすく研究され作られています。


意外に、マジックタイプより、紐タイプの方が融通がきいていいと思います。

ただし容易に履く工夫が多少必要です。私の工夫を紹介します。


1.靴周りの緩衝用スポンジを抜く


ウオーキング・シューズは、かかと周り等衝撃を和らげるスポンジがたくさん入っています。装具を付ける場合は緩衝用スポンジはその厚さが邪魔になります。また装具を付けることで衝撃は気になりません。


そこで履きやすくするため私はこのかかと周りのスポンジをできる限り抜くようにしています。防水などされている靴はかなりきっちりと隙間なく作られていますが、私は内側に大胆に切り込みを入れてスポンジを引っ張り出すようにしています。そうするとかなり履きやすくなります。その後切った箇所を縫い合わせています。縫い合わせに関しては女房に頼んでいます。


2.靴紐は、麻痺側は伸び縮みするもの、健側はしないものを使う

 

上のの写真でもおわかりのように靴紐は左右で違うものを使っています。

麻痺側の装具を履く方は、できるだけ広がる方がいいので伸び縮みする紐をつけています。

逆に健側は若干大きめのサイズになりますので、できるだけ紐でしめる必要があります。ですから伸び縮みしないものを使います。下記は、ゴム製で簡単に片手で靴紐を締めるストッパーもついています。

 

3.片手で紐を締めるためのコードストッパーを使う。


上記以外でも次のような市販のストッパーを使うと、片手でも簡単に靴紐を締めることが出来ます。

1つ100円程度です。



なおそれでも、装具側の足が靴に入りにくい場合は、靴を左右に振りながら押し込んでください。


以上、参考になれば幸いです。


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ソファーに座って片手で雑誌を読む


 

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片手の場合ソファーに座って雑誌を読むことが、結構難しいのです。


そこでこんな工夫をしています。材料は何れも100円ショップのものです。すのこ(ずーと昔に買ったもの)、滑り止めシート、ゴムバンド(2本100円)、テープの4点です。


作り方は、すのこに、適当な大きさに切った滑り止めシートを巻き、裏面をテープで、左右をゴムバンドで止めるだけです。雑なテープの貼り方は、性格ですねえ~(苦笑)


これ膝の上で結構安定するのです。膝を組んでもオッケーです。机上で雑誌も安定しています。写真では、動かない麻痺の指を伸ばすストレッチもしています。

 

もしソファーなどで雑誌が読みにくい場合、お試しください。

 

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障害者手帳、持ち運びしやすいカード型での交付を可能

 


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【神戸新聞10月24日】


厚生労働省は24日、障害のある人が持つ障害者手帳について、持ち運びしやすいカード型での交付を可能とすることを決めた。同日の社会保障審議会の障害者部会で提案し、了承された。今後詳細な制度設計を進め、早期に省令を改正する。

 身体障害者が持つ「身体障害者手帳」と精神障害者が持つ「精神障害者保健福祉手帳」はどちらも紙製で、情報を書き加える仕様になっている。

 新しいカードは運転免許証などと同じ大きさで、耐久性が高いプラスチック製を想定。氏名や住所、障害の内容などを記載する。実際にカード型で発行するかどうかは自治体の判断に委ねる。


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脳卒中 自主歩行リハビリ(2)




前回より、歩幅が伸びていて素晴らしいなあ~。

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住宅は築40年、鉄筋コンクリート造り 


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元々私たち家族は  阪神淡路大震災までは、兵庫県伊丹市に住んでいました。ところが地震で借りていた家が 見るも無残に壊れたのです。


近くの避難所になった小学校に一旦行きかけたのです。しかし、次男は生まれてまだ3週間の赤ん坊です。避難所生活は、高齢出産後の女房や、生まれて間もない赤ん坊にはきついだろうし、周りの人にも赤ん坊の泣き声は迷惑だろうと、急きょ私の実家に連絡して、一時避難を願い出ました。


 


 それでしばらく家族は私の田舎で暮らすことになったのですが、 これ幸いと私の両親はさっさと離れの隠居屋敷に移動し、それで私たち家族が、築40年の家に住むことになったのです。当初はすぐに戻るつもりでしたが、様々な事情が重なり、これからどこに住むのかを考え直さねばならず、悩みに悩みました。結局私だけが仕事のため単身赴任という形で戻ることになりました。


 


 わたしの実家は、 築40年の鉄筋コンクリート造り2階建ての家です 。鉄骨建築の会社を営んでいた両親が自ら建てた家です 。ですからやたら頑丈で、 壊すにも相当な費用がかかることが見込まれるのです 。仕方なくリフォームしながら住むことにしました。


 築40年の古い家は、田舎の家の典型で部屋数は多いのですが、各部屋は狭い、暗い、寒いと三拍子そろっており、住みにくい家です(泣)


 


そこで、必要な場所からリフォームすることにしました。ポイントは三つです。将来を見越してバリアフリーのフラットな部屋にする。家族が集まれる広い空間を1か所作る。生活の基本となる水回り(キッチン、風呂、トイレ)の改修をする。この三つをまず実現することを目標にしました。子供の部屋は、成長に合わせて考えると言うことで、手をつけませんでした。正直、地震で仕事などの先行きの見通しが全く立たず、大きなお金は使えなかったのです。


 


それでもこのリフォームのおかげで、私が片麻痺となった後も大きな住宅改修はせずに済みました。床も車いすでも移動できるようにフラットですし、お風呂も低く(浅く)長いユニットバスで、手すりも何か所かに付いています。トイレも洋式トイレを2か所に設置していました。


 


回復期で退院する前、リハビリ医と理学療法士、作業療法士の3人で自宅の調査に見えたのですが「住宅に関しては、明日退院してもかまわないくらいや」とのお墨付きをえました。


 


それでも自宅での片麻痺生活を数年続ける中で、手すり、トイレ等小さな改善、私の部屋のリフォームなどが必要になりました。古い家に住み始めた時、年を取り体が不自由になることは当然予想していましたが、左片麻痺になることまでは予想していませんでしたので、対応が必要でした。その詳細を次回以降シリーズでお伝えしたいと思います。


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体を洗うタオル


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s-DSC04066 (3).jpg風呂で、体を洗うタオルです。私もこれまで色々試して来ました。今行きついたのがこれ。輪っかに縫ったタオルです。長さは約50cmです。私は身長172cm、体重67kg、ウエスト80cm程度です。


これを頭からかぶり、背中、脇など洗って下にずらせていく、ウエスト、お尻、太ももと下がっていき最後は足まで洗ってタオルを抜く。


柔らかく泡立ちの良いタオルでも伸びるのはダメです。片手で引っ張って洗うわけですから、伸びるタオルは洗いずらい。多少窮屈に感じますが、足から抜けば大丈夫です。頭から抜くのは窮屈ですのでご注意を。

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