ある時、仲良しのお掃除おばちゃんが「私、あんたに相談したいことがあるねん。昼休みに病室行ってもいいか」と言うことで、早速缶コーヒーを持ってやってきました




「これ私の友達からの相談事なんやけど、友達の主人はあんたと同じ病気なんや。


それはええとして、病院のある看護師さんと、えらく仲が良くなってるらしくて、友達は浮気を疑っているんや。」




「友達とはもう2年位、あっちの関係はないそうなんやって。この病気でもあっちは問題ないんか?」




「この病院、同じ病気の人多いけど、こんなことあんた以外には相談でけへん。それにあんた看護師さんとものすごく仲いいから、相談するには一番いいと思って」




「そらな、病気してから、あっちの方は正直多少は弱くなっているで、毎日は無理だけど、週に1度ぐらいやったら俺は大丈夫や!」とここは多少見えを張って答えました(笑)




「あんたの自慢話は、どうでもいい!」(爆)




「だけど浮気はしてないやろ。もし浮気してるなら病院では知らんぷりしてて、外で会うはずや」




そう言うと安心して帰っていきました。私にもお掃除おばちゃんの役に立つようなことがあったんです。