私は要介護2の状態ですが、女房とは生活する部屋を別々にしています。




 



女房は1 LDK を自分の部屋としています。こたつと大きなソファーを置いて、寝るのもこの部屋です。




一方、私は隣の部屋を書斎兼寝室にして使っています。どちらも南向きで暮らしやすいのです。









普段私は、「おばちゃん食堂」と呼んでいる女房のいるダイニングに昼と夜に食事に行くという感じです。




 



退出するとき時々、




「今日はお飲み物と合わせて2500円になります」とか言われてドキッとする。 




「 つっ、つけといてくれ!」




「お客さん、つけ大分溜まってるんですけど、困るんですよね~」




と、バカな会話をするのです。




 



普段女房が、どんなテレビを見て、いつ寝ているのか、詳しいことは知りません。




女房は私の部屋に朝食を運んだり、1日に何回か入ってきます。




 



私の友人は私の部屋に直接入ってきますし、女房の友達は女房の部屋に直接入りますので顔を合わせることもななく、気兼ねなく喋ることができます。




 



田舎暮らしで軽自動車をそれぞれ所有していますので、お互いに時間調整する必要もありません。




私も一日一回、好きな時にリハビリ散歩に行きますし、女房も実父の世話や買い物で、ほぼ毎日出かけていきます。




 



このように別に生活している時間が多いですから、逆に昼とか夜とか食事をする時の会話が多くなります。「今日実家の父の所に行って、ホンマ腹立ったわ!」「昨日のテレビおもしろかったで~」とか結構、話が盛り上がるのです。




 



リフォーム費用は多少かかりましたが、私は、こうして別室にして本当に良かったと思っています。夫婦でも一緒にいる時間が長いと、やはりムカつくことも多くなると思います。




 



ただ女房は、時々人前で「歌って踊って」やりたいようで、突然私の部屋にやってきて、おもむろに歌い踊りだす(笑)まあ、典型的な関西のおばちゃんなので、うっとうしけど、ここはひたすら我慢ですわ。何でも「ジュンレツ」とかのマネらしいのですが、わたしゃ~、さっぱりワカリマセン・・??




 





夫婦間の距離の取り方は、夫婦それぞれだと思いますが、べったりが過ぎると、鮮度は落ちます。