◇◆第三駐車場番外編


1月の最後の日です。第三駐車場のすぐ近くにある図書館の駐車場、ここ日当たりが良く雪溶けが早いところです。


ここで半金屋にばったり出くわしました。それも彼が、彼女の車に乗り込む直前です。



「昨年は工事お世話になって有難う」


「ハァ~?どちらさんでした?」


「工務店で屋根防水工事お世話になりました。その節はお世話になりました」


「アア~」


「今まで気づかんかったんか、ワシはあんたの車見てすぐわかったで~」


私の、最初で、最後の警告です。