腱挽引き(けんびき)施術の「筋整流法」ブログを見ていると、自宅から車で1時間程度の所に腱引きが受けられる施術院が見つかりました。


早速電話して予約しました。片麻痺であること、「筋整流法」ブログで動画を見たことを伝えました。




動画の様に術後に驚くような変化は起きないとは思いますが、とにかく一度来院くださいとのことでした。施術料金はは60分3000円と、いたってリーズナブルなものです。




施術受けてみますと、腱引きは言葉通り捉えると筋肉や腱を引く(つまむ)イメージだったのですが、実際は、指先で強めに押す、押さえる感じです。痛みも多少感じると事前にお聞きしましたが、大したことはありません。




驚いたのは 本当に60分間ずっと体を触っていていることです。普段病院のリハビリなどではセラピストに体を触ってもらうのはせいぜい10分から15分といったところです。ここではが60分間ずっと触りぱなしでした。これで、料金3000円なのです。




この腱引き師の先生は、元公立病院の検査技師だったとのことで、定年後この施術を学ばれ独立されたととのことでした。




肝心の施術後ですが、いきなり装具なし、杖なしで歩けたということはもちろんありません。ただ、直後は麻痺足がものすごく軽く振り出しやすくなった感じはありました。




効果の持続という点では、翌日は元に戻っていたという感じです。


実際わずか1回の施術を受けただけなので、継続すればまた違ってくるのかもしれません。




ただ、私はこの先生の施術を受けるのは、これっきりにしようと思いました。




と言いますのは、この先生やたらと喋るのです。それは主に身体の筋肉や腱に関する話、腱引き療法の説明などです。治療の経験が浅く自己確認しているようなところがあるのでしょう。さらに大阪に、筋整流法創始者の大先生が定期的に来られるからそちらの施術を受けられるようにさかんに勧めてくるのです。




私は自分の体を弛緩させてゆったり施術を受けたいので、途中から返事もせず目を閉じて施術を受けていました。そうすると今度は、一緒に来てくれていた女房に対して同じ内容をずっと喋ってるのです。




まあ、この先生と私は合わないのでしょう。ただ、別の先生の腱引き施術なら、また受けてもいいかなとは思っています。