私は、屋外は短下肢装具と杖を使って歩行しています。

54才で脳出血発症・退院後自主リハビリを続け、現在60才になっています。

リハビリに熱心(?)(単なる力任せ)なあまり、痙性が強くなり途中とんでもなく歩きにくくなり苦労しました。現在は様々な痙縮対応策を取り入れたことにより、多少歩きを取り戻しています。

そんな私ですので、公開できるレベル(同病の皆さんの多少ともお役に立てるレベル)なのか正直よくわかりません。散歩中はよく「お気を付けて!」の声がかかります。しかし、多少工夫の跡を感じ取ってもらえるのではと思い恥を忍んで公開します。アドバイスいただけるなら大歓迎です。

 

1.3動作前型歩行(3点歩行) 50m 足慣らしでゆっくり歩く

 坂道や悪路対策のための歩行です。2動作歩行に比べスローですが、私には大股で安定して歩くことができる歩行です。


2.後方歩行 50m

 尖足と膝の突っ張りを消す。腰を伸ばし足関節背屈で体重を乗せることの習得を狙っての歩行です。


3.患足側横歩 50m

 片脚立ちの感覚を覚えさせ、体重移動を習得。横に出す足は足関節(足首)背屈習得を狙っての歩行です。


4.健足側横歩行 50m

私にとって唯一杖なしで歩行できます。雨対策歩行で傘をさしての歩き用です。


5.2動作前型歩行(2点歩行) 50m×2本

 スピード練習です。


6.前歩き 約600mの一般道周回コース


私は、勝手にクロスカントリーコースと呼んでいますが、一部に土のグランド、石畳、砂利道があります。他大半はアスファルトの一般道ですが、坂道の上り下りを多く取り入れています。


以上で50分・6000歩を標準としています。

 

(休憩、移動)

 

7.階段-1

普通の半分くらいの高さの階段20段の上り下り 2往復

手すりは使わず杖を使って。一段づつでなく健常者と同じようなステップで。

 

8.坂道2動作歩行

移動を兼ね車いす用のスロープを2動作歩行で上ります。

 

9.階段-2

普通の高さの階段15段 1往復

手すりは使わず杖を使って。一段づつでなく健常者と同じようなステップで。

 

 

10.階段-3

普通の高さの階段15段 1往復

手すりが麻痺側にしかしか付いてない場合があります。その対策のため横方向に手すりをつかんで上り下りの練習。


 

以上で終了です。合計90分弱でしょうか。これを週4-5日、変化をつけるため、2つの公園で行います。


通所リハビリに通い始めたころセラピスト(理学療法士)の先生の家庭訪問があり実際に見ていただきました。階段では「怖くないんですか?」と驚いていましたが、全体的なアドバイスは「姿勢に気を付けて!」でした。




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★☆二種類の階段 ☆★


公共施設は手すり、車いすスロープが完備されており、リハビリには適しています。

写真は私の階段練習場です。普通の階段(写真上)と低い階段(写真下)の2種類あります。写真では少しわかりにくいかもしれませんが、低い方は高い方の約半分の高さです。