回し歩行改善に取り組む (2)
分回し歩行の改善に取り組むにあたって、参考にさせていただいたのは、主にお二人の理学療法士さんのブログです。井上直樹さん、西野英行さん本当にありがとうございました。私流に抜粋させていただきます。
★理学療法士の『井上直樹』さんの「リハビリテーションコンサルタント」
★理学療法士の西野 英行さんの「miraino PT」です
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1.分回し歩行
分回し歩行前側の足を外側に大きく回して前に振り出す歩行前側の骨盤を挙上させる動作の代償として内転筋群を過剰に使うため長距離歩行すると痛みが出やすくなる
2.分回し歩行の原因
多くの場合、筋緊張の異常と密接に関連しているわけですが、大きく3つに分けられます。
(1) 内反尖足
(2)麻痺側の下肢群の伸展パターン(膝が伸びたままの振出し)
(3)麻痺側下肢への荷重不足
3.改善のための対策
(1)麻痺足に体重を乗せる
ぶんまわしの原因の一つに麻痺側下肢に体重を乗せることが不足していることがあります。荷重不足と言われるものです。この練習方法を5つ紹介します
■立位保持
骨盤帯を制御できるようになること。私は立位で左右に骨盤を動かすようにしています。
■片足立ち
これ、私にはかなり高度な練習です。危ないので、手すり等につかまって行っています。
■ステップ練習
健側の足を前に踏み出す動作。麻痺側にしっかり体重を乗せる。
■ふみ台練習
踏み台に麻痺足を乗せて、健足を引き上げる。私は、階段を使って手すりをもって行います。足の体重移動を意識して行っています。徐々に足の親指の付け根あたりに力がかかっていくように意識します。ゆっくり20回程度行っています。
■歩行練習
ゆっくり麻痺側に体重をかけて歩行します。慣れない時は前方3動作歩行で、慣れてくれば前方2動作歩行にしていきます。これは坂道の安全歩行に大変役立っています。
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長くなりましたので、それじゃ~続きはまた。