吠え吠え セラピスト編 その2
発病直後のフニャフニャは、本当に維持できるのか??
またまた「フニャフニャ」です。今回は文末に3連発です(笑)
このブログは、、私が参加した昨秋から長らくランキング上位になるブログで、主(ぬし)は繰り返し、繰り返し何度も同じことばかり主張されます。他人のブログを枕に引用しながら主張は、ほぼこれだけ。逆に言えばこれ以外のことが書けない。
「筋肉柔軟と関節可動域」の問題ですよ。
この二つは発症直後のフニャフニャね。
これをどう維持できたかです。
ですから、発症直後の方、良く考えてくださいね。」
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脳卒中発病直後にこんなこと考えられる人って普通いますか?
よしんば知っていたとしても、どうすればいいのでしょうか?どう考えればいいのでしょうか?
ストレッチは効果は誰しも認めるところですが、一時的であるという弱点があります。そもそも脳障害が痙性を引き起こしているからです。どうすればいいかは、専門家でさえ答えが出せていないのです。こんな問題を脳卒中直後の患者がどう考えればいいと言うのでしょうか?
手足が動くからこそ赤ん坊は何もしないでもフニャフニャが続き「筋肉柔軟と関節可動域」が保たれるのではないですか?つまり障害・麻痺の程度が軽かったから結果的に「筋肉柔軟と関節可動域」が保たれたのであって、考えたからではないと思います。
私は、回復期のリハビリが、H医科大学の付属病院のリハビリ室だった関係で、「CI療法」」、最近では「ニューロリハビリテーション」で著名な剣道(どうめん)教授の診察と指導を受けました。毎日「関節可動域訓練」受けていました。
それでも、回復期の終わりには、手足の突っ張り(痙性)は強まりました。リハビリ室の同病者も同じでした。もしこの方のブログの「筋肉柔軟と関節可動域」を私達が知っていれば、私達に、痙性は起きなかったのでしょうか?教授よりこの方の方が、見識が上なのでしょうか!?
最近は、こんな意味不明のことまで言い始めました。感覚麻痺での四肢のリハビリでトコトン
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感覚麻痺での四肢のリハビリでトコトン「(関節)可動域確保動作を優先しましたか」ということがフニャフニャを適切に維持する為には必要ですよ。
痙性が出てきたら、モグラたたきと同じようにたたいて緩めるのですよ、(ストレッチ)で緩めるのですよ。
(マッサージ)で緩めるのですよ。
(筋トレ) なんてないですよ。
このように取り組む度胸がないから痙性が酷くなりやすいのですよ。
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so-netブログでは、一部の文字(単語)が表示されない不都合が生じます。それで()は私が補いました。でもこの人1500以上記事書いていても、これを未だに修正しようとしないのです。それで文章が支離滅裂のままになるのです。
それはさておき、「度胸がないから痙性が酷く(ひどく)なる」という珍説??そもそも回復期リハビリにおいて、患者はこんな度胸を要求されるのですか?
長嶋茂雄さんの手は結局回復していませんが、これは長嶋さんや指導した慶応病院等の医師が「筋肉柔軟と関節可動域」を良く知らなかったせいでしょうか!?それとも長嶋さんに度胸がなかったせいですか?(笑)
もし自説に確たる自信があるなら狭いブログの世界でちゃちな優越感満たすのではなく、自説を堂々と世界に向けて発表されたらいかがですか!?貴方の言う事が正しければ、多くの脳卒中後遺症の患者や脳性麻痺で筋緊張に苦しむ人を救うことが出来ますし、当然とんでもない「財産」も「名声」も手に入れられます。
吠え吠え セラピスト編 その1
なんば歩き動画・肚(ハラ)で歩く
リハビリについて、一度整理しておきたいと思います(3)可塑性と年齢による衰え
脳の可塑性とは、 リハビリテーションによって損傷した脳領域周辺の細胞などに新たな神経回路ができるというものです。これを信じて我々はリハビリを続けているわけです。
私は慢性期・生活期に入って数年以上、毎日リハビリを続けているわけですが、脳の可塑性を感じることは、正直あまりありません。むしろ最近は年齢による身体の衰えも意識するようになりました。
生身の人間で、回復が進むために重要なことは
可塑性>年齢による衰え
の状態である事です。つまり脳の可塑性が年齢の衰えを上回っていることが必要です。
しかし、脳の可塑性は、不確かです。決め手となる治療やリハビリ方法は今だ見つかっていないのです。
一方、年齢による身体の衰えは確実にやってきます。
可塑性<年齢による衰え
これが高齢の生身の人間の状態です。あるブロガーが言うリハビリのため障害者が「脳の可塑性の研究や理論を学ぶ」ということなど単なる屁理屈で、生身の人間には何の役にも立ちません。
つまりこれからは、年齢による衰えを考慮しながら、リハビリを続けていく必要があるのです。
私は年齢と障害の程度によるマトリックスを以前作りました。
そして最終死守しなければならないのが、こちらです。
多少暗い話ですが、健常者にもこれは同様に訪れます。
結局毎日リハビリを続け、衰えをカバーすることが大切です。難しい小理屈など必要ありません。シニアカーなどの補助器具に頼っても毎日歩くことです。毎日小一時間程度歩ければ最高です。
脳卒中片麻痺の我々は、幸いリハビリの習慣があります。これを継続すればいいのです。
そして、訓練から楽しみに軸足を移し、できるだけ楽しんで散歩すればいいと思います。
分回し歩行改善に取り組む (3)
分回し歩行の改善の第3回目です。
今回も前回同様、分回し歩行の改善に取り組むにあたって、参考にさせていただいたのは、主にお二人の理学療法士さんのブログです。井上直樹さん、西野英行さん本当にありがとうございました。私流に抜粋させていただきます。
★理学療法士の『井上直樹』さんの「リハビリテーションコンサルタント」
★理学療法士の西野 英行さんの「miraino PT」です
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体重を麻痺側に十分乗せていくことが必要であることを前回述べたわけですが、そこで問題となるのが膝折れです。体重を乗せるためには膝折れを起こさないことが不可欠です。
(2)膝折れ対策
■膝折れの原因
・太ももとふくらはぎの筋力低下(大腿四頭筋と下腿三頭筋 )
・体を反らさないと麻痺側の足が前に出ない
歩行メカニズムの破綻、腸腰筋・大腿四頭筋などの股関節屈曲筋群の筋力低下あるいは運動麻痺、体を反らす癖がある方も膝折れが起きやすくなります。
■対策
膝折れの原因から考えると、対策は
・ふとももとふくらはぎの筋力を付ける
・体を反らさなくても歩行時に足が振り出せるように股関節屈筋群を鍛える
と言う事になるわけですが、筋力強化は、スクワットおよびランジと言う事です。ランジの方法は理学療法士の西野英行さんのブログをご参考になさって下さい。
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