拘縮ケアどうすればいいのか?
少量頻回訓練の大切さ【回生を生きるその1】
ピア・カウンセリング その1
私いつも当ブログ「吠え吠え」シリーズで病院関係者の方々に大変失礼ながら遠慮会釈なく吠えさせていただいております。申し訳ありません。この場をお借りしてお詫び申し上げます(たいして反省はしてませんが)
もちろん尊敬すべき若い先生にも数多くお会いいたしました。代表は作業療法士のイノシシ先生です。通勤途中の峠で運転する車とイノシシが衝突事故を起こしたのでイノシシ先生。損害は先生の車のバンバーだけでした。
さて前書きが長くなりましたが、表題の"ピア・カウンセリング"です。そんな言葉・概念があることは、入院中は全く知りませんでした。
回復期の病院は医大付属病院で、関西はもとより沖縄からもリハビリ入院されていました。そんな病院で、脳卒中片麻痺で同時期に入院していた人の中で、E男さん(65才病歴7年目)K男さん65才病歴3年目)のベテラン2人に新人3人、A男さん(右片麻痺、言語の障害も多少あり)、k女(65才)メガネサル(54才)の5人が同じテーブルで作業療法のリハビリをしていました。イノシシ先生が毎日そのテーブルに5人を集めるのです。
我々は、すぐに仲良くなり、ワイワイ・ガヤガヤ、ワッハッハー。リハビリが終わっても病棟の談話室に集まってまたワイワイ・ガヤガヤ、ワッハッハー。本当に楽しかった。しかもベテラン2人は、これまでいろいろな病院で多様な治療法を経験されており知識が豊富。年齢も65才が3人に54才が2人。リハビリの話題中心に、毎日盛り上がって笑いこげ落ち込む暇もないくらいでした。そして、当然、新人3人にとっては、勉強になることばかりです。
こんな中、少ししゃべりにくさがあるAさんが話始めると、なぜか全員ジーと聞いている。そしてAさんがしぇべり終えた後でまた、ワイワイ・ガヤガヤ、ワッハッハー。
セラピストの先生の中には、こんな我々を見て、あからさまに「リハビリ時間がもったいない!」と言う人もいました。
でもイノシシ先生は一向に気にする風でなく作業療法の時間になると我々5人を同じテーブルに集めてくる。そして時に我々の輪に加わり大笑いしている。
☆ピア・カウンセリング・・ 『ピア』とは「対等」「仲間」という意味です。 ピア・カウンセリングの目的は、障害のある人同士が対等な立場で話を聞き合い、共感し合い仲間同士で支え合うことです。
つづく
痙性対応策 その1
痙性対応策 その1
脳卒中ラジオ ピアカウンセリングを推す理由
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An episode of 脳卒中ラジオ
By 澤本洋介@長老大学
脳卒中当事者としてピアサポートに取り組んでいる福島とみおさんと、デイサービス長老大学代表の澤本洋介がお送りする脳卒中ラジオです。
www.chouroudaigaku.com/
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ふくらはぎ筋肉のストレッチ
ふくらはぎ筋肉のストレッチ
私は麻痺により麻痺足関節の背屈(足先を上に持ち上げる)がだめ、膝を曲げることもできません。これを動かす筋肉も使ってなということです。
そのため拘縮を防ぐためには関節可動域訓練や筋肉へのストレッチは重要となります。足首、膝に大幅な改善が見られない限り一生続ける必要があると思っています。
ふくらはぎの筋肉は下腿三頭筋です。これは図の様に腓腹筋とヒラメ筋で構成されています浅い、深い(インナーマッスル)という位置の違いのみならず膝関節をまたぐか、またがないかがという違いもあります。
腓腹筋 ⇒ 二関節筋(膝関節をまたぐ)
ヒラメ筋 ⇒ 単関節筋(膝関節をまたがない)
話がややこしくなりそうなので、簡単にまとめます。
ふくらはぎの筋肉は「膝関節屈曲」させることと「足関節底屈(つま先を下げる)」することに関係するということです。
また「足関節底屈(つま先を下げる)」させる働きだけでなく足関節背屈(つま先を上にあげる)の動きに拮抗する働きとなります。
それでは、ストレッチを紹介します。
※ストレッチは十分安全に留意して無理せず行ってください。
腓腹筋のストレッチ
https://www.youtube.com/watch?v=mYK2XyWLius
青竹踏みを使ってもできます。
https://www.youtube.com/watch?v=kXHcsL-bLAo
※私は特に膝の後ろを意識してストレッチするようにしています。
ヒラメ筋のストレッチ
https://www.youtube.com/watch?v=GYmb-hQyQ_g
https://www.youtube.com/watch?v=auMQHjujTs4
※このようにアキレス腱やふくらはぎを伸ばすことは、夜間に足がつる予防にもなります。寝る前に行うとよいそうです。
「働き盛りの自営業者が倒れた時」
トレッドミルによる歩行リハビリ(4)2~3日目 [脳卒中ブログ村]
二~三日目早くも著しい効果が表れ始めました。
更に時速を1.8kmまで上げ、 20分を2本です。これが終わるともう頭がフラフラで立っているのがやっと。その後の理学療法士の卵の実習生によるストレッチを15分程度受けるのですが、そこまでは前日同様セラピスト(理学療法士)に支えられ何とかベッドまで移動しました。
このストレッチが終わる頃に、ようやく頭も正常に戻り。杖で歩き始めました。
しかしこれが驚くほどスムーズに歩行出来るのです。
その時、1年前のロボットリハビリ入院時に知り合った同病者を、リハビリ室のすみに見かけ、そのままそこまで歩いて行ったのですが、その知り合いが目を丸くしています。「メガネさん真っ直ぐ普通に歩いているやん!」と驚きの声をあげました。
自分でも本当に驚きました。たった2~3日でこんなに楽にきれいに歩けるなんて!
この体験で、「慢性期でもうまくリハビリやれば、楽に歩けるようになるんだ」ということを強く感じました。
でも、この後、「禍福はあざなえる縄のごとし」といいますか、天国から地獄へまっさかさまに落ちていくのです。
それじゃ~続きはまた。