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労働環境の変化に合わせる勇気と努力

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絶望老人(3)労働環境の変化に合わせる勇気と努力


 

今回も「絶望老人」神郷由紀著からピックアップさせていただきます。


絶望老人

絶望老人

  • 作者: 新郷 由起
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2017/02/23
  • メディア: 単行本

 

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◆ 少し前には花形ともてはやされた職業が、次々と消えていくのも必須なら、身につけた知識や技術が現代では通用しなかったり、需要が見込めず、生かす場を失って嘆く人の声も絶えない。


 

◆ かつて働き盛りだった時分に営業成績はピカイチだったと豪語する高齢男性に限って、その手腕の三種の神器が「酒、麻雀、ゴルフ」で、最後は「土げさで泣き落とし」と言い切る人も多いのだ。


コミュニケーションの形態が変化して効率やデータが最優先される現代では往年の手法が 通用に乏しいばかりか伝授さえ乞われない。


 

◆高齢者にとって現実は厳しい。 時代のスピードは加速するばかりで、後人に教えを説くより逆、に日進月歩で次々と投入される新しい機器の使い方やシステムの説明を若者層に乞う現場こそ増える一方なのだ。  新しい職を得て今まとは違う環境と、人間関係の中で様々なことを一から覚えてこなし、周囲と打ち解けて実戦力となる人材でいるためには、それまで築いたキャリアや自尊心を時に封じ、価値観すら変換する柔軟性が求められる 。


 

◆時代が求めているのは人間力


結局意識の高い人はどこへ行っても通用する。高齢者であればこそ「人間力」が問われる。


都内のスーパー店主が話す「若い学生アルバイトがやり込められるような迷惑客にも平然と接して上手に捌いてくれる。その後にいろんな人がいるから大丈夫よとさりげなく励ましたり、場に応じた気遣いができるのは年齢を重ねた人ならでは。


 


努力の末パート暦2年でレジの達人になった70歳女性もいます。 つまるところ体の故障さえなければ実年齢より人柄なんですよね。 豊富な人生訓をもつ高齢者ならではの対応力や懐の深さがいい形で現場で生かされ窮地を救う局面もあるのです。


 

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本当にそうです。仕事のみならず、引退以降の病院や介護などの施設でも結局問われるのは人間力です。


 


これまでの仕事でのキャリアを忘れ、誇りや愛着は胸の奥にしまい込み、価値観すら変える柔軟性が求められます 。会社などで偉かったことなど邪魔になるだけです。むしろ遊び人で社会的地位が低かった人の方が、他の人に好かれる可能性があります。勇気をもって価値観を変え、他の人を認める柔軟性が求められるのです。


 


退職後、道路のゴミ拾いなどの清掃を自主的に始める人がいます。「できるなあ~、達人や!」と私は、いたく感心しています。掃除は余計なものを洗い流すことを知っておられるのです。


 


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