自室で「車イス生活」、あるいは「寝たっきり生活」備えて
20年前に、阪神淡路大震災によりこの古い家に住み始めた時、一応バリアフリー・リフォームしていたのですが、脳卒中片麻痺になって、この先「車いす生活」あるいは「寝たきり生活」もあるかもしれないなと思い始めました。そこでそのための生活部屋(書斎兼寝室)をつくることにしました。
元々仕事用の資料書庫にしていた部屋だったのですが、脳卒中片麻痺となって仕事を止めることにしたため、書籍は全て売り払うことにしました。幸い専門書が多くアマゾン等で殆ど売り払うことが出来たため、この部屋を書斎兼寝室に改修することにしたのです。上が、部屋の図面です。
今回のリフォームのポイントは、
・車イスでの生活対応できるようにする。床材や入り口の幅に留意する。
・さらに状態が悪化し寝たきり状態になることも考えられるので、トイレを自室につくれるように備える。
【参考記事】ベッドサイド水洗トイレ
・片麻痺になってから寒さが辛い。この家は鉄筋コンクリート造りで寒いのです。それで天井・壁面全てに断熱材を入れ、さらに窓をすべて2重窓にしました。
また、介護用移動クレーン設置のため天井の鉄骨位置の確認、介護ロボットなどが入れれれるよう耐荷重の確認等いろいろ考えました。ですからクローゼットや作り付けの家具などは作らずあくまでシンプルな部屋を目指しました。
また、経済的な面でいえば、子供がすべて社会人となり経済的な負担がなくなったことにより、今回の改修に踏み切ることが出来ました。見積額は約160万円です。2つの工務店で見積もりをしてもらい安い方に依頼しました。
それじゃ~また。
2019-08-24 01:00
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