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退院後元気が出ない7つの理由(その1) 生活感覚の戸惑い


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退院後元気が出ない7つの理由 

その1 生活感覚の戸惑い


◆脳卒中で片麻痺となって、今までだったら10分で歩いて行けるところを30分かかる。雨でも傘をさしては歩けない。行った先に洋式トイレがあるかないかを確認しないと出かけられない。このようなことを毎日考えながら生活することになります。


元気な時は考えもしなかったことを、たくさん考えないと日常生活を行えないということです。


◆朝起きて、着替えて、洗面、食事、トイレ、歩くなど基本的な ADL(日常生活動作)に時間をたくさん取られてしまうのです 。


ADL が自立したと言ってもそのために時間をたくさん取られると24時間の生活の時間帯の中で普通に使える時間というものはどんどん減っていってしまうのです 。


普通に生活していた中から使える時間が今の半分になるのです。

それは何かを取り除かなければ、何かを捨てなければ生活できないと言う事です。


◆病気になってまだ数ヶ月、回復期リハビリ病棟を退院してそのくらいの短い期間で、何かを捨て、きちんとした生活を組み立てられますかということです。

このような心的な負担が生活感覚の戸惑いです。

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♢脳卒中片麻痺となると、これまでとは全く違う身体です。身体感覚がまるで違うのです。手を伸ばして簡単に取っていた範囲のものが取れない、立ち上がれない、これまで歩くなどという事を特別意識したこともなかったのに、意識して注意しながらもソロソロとしか歩けない。戸惑わない方が逆に変です。

♢日常生活の基本動作に多大なエネルギーを消耗し、仕事など生産的なことは何もできない。元気をなくすのは当然と言えば当然です。若く元気で活動的な人程この落差の大きさに戸惑います。

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