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ロボットリハビリを終えて

ロボットリハビリを終えて

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結局4週間、実質20日でリハビリは終了しました。タイムオーバーとのことでした。正直、せっかく調子が出てきたところなのに、もう2週間程度は続けたいと思いましたが、病院(リハビリ室)の都合があり、仕方ありません。病院側は回復期の患者優先で行きたいようなのです。回復が見込めない慢性期の人間は付け足しなのでしょう。


 

しかし私に関しては、新任のリハビリ医(若い先生でわたしは「はるか彼方」先生と早速あだ名を付けました)と、これまた初めての担当してくれたPTの先生も驚異的な改善だと驚いていました。

治療側には、私が多様な歩行をする事を事前に伝えていたにも関わらず、私の二点動作前歩きを見て、その後、今回のリハビリ入院で取り組んでいる三点動作前歩き歩行の改良型歩行(三点動作の歩行を二点動作で行う)を見て目を白黒させて驚いているのです。

「これほど短期間に歩容改善した例はない!」などと喜んでいるのですが、私にすれば、坂道歩行で使う三点動作歩行をベースに、これを平地で二点動作に変える改良に取り組んでいただけなのです。

 

しかし今回のロボットリハビリで貴重な気づきが多数えられたのも事実です。

歩行容姿は、モニターで前と横から、下面には足の位置(理想的な位置と現在の位置)が示されます。さらに体重移動が線で一歩一歩モニターで出てくるのです。歩いた後では、この録画をPTと一緒に眺めあれこれ検討するのです。

○麻痺足の足の残し方(逆に言えば麻痺足を前に出すタイミング)

○体重移動のタイミング(麻痺足を前に踏み出し着地させた後、どのタイミングで体重を乗せ始めるか)

○姿勢(前屈みや反り返り、麻痺側の肩やお尻が引けてしまう状態)の確認。

○PTからは、弱い筋肉や、使えていない筋肉等の指摘がありました。

歩行速度、歩幅に関しては、時速1.7kmの設定で歩幅が84cmになりました。

 

ロボットの最大の欠点

 

一番は分回しに対するものです。麻痺足の振り出しをアシストするロープが前方から引っ張る形で動作するのですが、これがまっすぐ前から引っ張るのではなく、外側斜め前から引っ張るのです。したがってこれでは麻痺足を斜め前に踏み出す動作になります。これでは分回しの改善につながらないのです。

PTが一度このロープをセットするのをわすれたことがありましたが、この方が分回しがおさえられていて二人で苦笑いしました。

なぜ、ロボットは、まっすぐ前に引っ張らないのか?ロープを固定できる位置が左右二カ所に限定されているのが原因ですが、分回し歩行は片マヒ障害者の特徴的な大きな欠点です。この歩行改善に対する対策がとられていないのはロボットの大きな欠点です。ただこれはPTがロボット操作に習熟していないだけかもしれませんが‥(注ー1)。

 

(注ー1)

後日、定期点検に来ていたメーカーの方に直接聞きました。ロープは、やはり左右どちらかにしか固定できないようです。「設計者に伝えておきます」とのことでした。たぶん私だけでなく多くの人がこの点に不満を感じているはずですから、この欠点は、改良される可能性は大いにあると思います。

 

ロボットリハビリの話は、まだまだ続きますが、長くなったので、一旦ここらで。

                 

それじゃ~また。


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